080312 J-WAVE「BOOMTOWN」リリースパーティー  投稿者:ふぅ  
  ク:クリス智子さん
堅:堅ちゃん
K:KANさん


「今日のBoomtownはKen’s Dayと題してお届け中なんですけど、ここで今週月曜日に
Boomtownリスナーをご招待して行いました、平井堅さんのNewAlbum『FAKIN’POP』の
リスニングパーティーの様子をお届けします。
月曜日の夜、都内で行ったんですけども、Boomtownリスナー100組200名さま、きていただいてありがとうございました。
会場に椅子をパァーっと並べて、みなさん座って、前のステージにスクリーンがあってね、
曲によってはPVを流したりしながら、アルバムをフルで聴く、ということを行ったんです。
そのアルバムを聴いたあとに、平井堅さんご登場ということになりました。
この日はカジュアルな服装で、上はTシャツ、茶色のトップスを着てらしたんですけど、シンプルでカッコよかったですよ。
で、そのあと、トークショーは全部で一時間くらい行ったんですけども、
平井堅さんのあとにサプライズゲストでKANさんが登場して、一緒に三人でトークなんてことも行ったんですが、
今日はこの模様をキュッとまとめてお楽しみいただきたいと思います。公開収録の模様です。」



ク「・・・・今日最大のお楽しみだと思います。ここでご登場いただきます。
  大きな拍手でお迎えください。平井堅さんです!」

(会場拍手)堅ちゃん登場


堅「よろしくおねがいしま〜す。」
ク「よろしくおねがいします。」
堅「どうもありがとうございます。よろしくおねがいします。」
ク「よろしくおねがいします。」

ク「いやでもほんと、今日はまずね〜フルで聴かせていただいく・・、平井さん、こういうリリースパーティーは・・・?」
堅「初めてです。7作目にして初めて。」
ク「ハジけてますよね」
堅「ちゃんと歌詞とかも聴き取れました〜?新曲、新録ものとかも・・。」
ク「うん」
堅「そうですか。よかった。」
ク「うん、うん」
堅「(会場にむかって)いい?よくな〜い?いいでしょ?(拍手)こ〜れほんとに、自画自賛です。」
ク「ほんとにこれ、曲聴いてみたら、これもシングル・・これもCMソングだし・・、
  すごく、聴いたところで歌える歌がたくさんあるってことで、まず驚くんですけど。」
堅「そうですね。でもがんばって新録ものも、かなり入れまして。」
ク「はい」
堅「それもかなり気に入って、個人的には、おります。」
ク「かなり、どれも、こぅ濃厚な・・。」
堅「はい。そうですね。一曲一曲かなり濃い・・。でもね〜、なんかね、ほんとにライブっぽい感じにしたいなと思って。
  どアタマ、どんケツはこういう感じで。わりとこぅ、動・静、あのブックレットなんかもそうなんですけど、
  『イェ〜〜イ!』みたいにジャンプしてんのと、『堅・・せつない』みたいな。(会場笑)
  こぅ・・モノクロみたいな写真と全部わかれてるんですけど。」
ク「これまだ見てないですけど、そういうことなんですね。動・静・動・静・・・」
堅「それをあえてパキって変えるっていうか・・・。」
ク「あぁ・・。」
堅「なんか・『哀歌』から『Twenty!Twenty!Twenty!』とか。え〜『Pain』から『fake star』とか・・。ガラっと変える。」
ク「はい」
堅「『UPSET』という曲から『美しい人』とかですね。結構こうパキッ、パキッ、パキッと変えている感じですかね。」
ク「うん。」
堅「はい」
ク「あと、そうだ、アルバム聴く前にちょっとだけみなさんに言ったんですけど、
  曲と曲の間のポーズとか間っていうんですかね?」
堅「そうです。曲間っていうんですけど。」
ク「曲間ね?それはなかなか今回またこだわったって・・。」
堅「そうですね。曲間って結構、あの〜、みなさん、ねぇ、ボクもデビューする前はそんなに考えたことなくて、」
ク「うん」
堅「曲と曲のあいだの秒数なんて、その〜、アーティスト本人が決めるなんて思ってもみなかったんですけど。
  まぁ、デビューからずっとやってるんですけど、結構これがね〜楽しいんですよね。」
ク「はい」
堅「こだわりがあって・・・。」
ク「どういうふうに?」
堅「マスタリングっていう最終作業のときに、ズルッと全部聴くんですね。
  で、その〜、一曲目と二曲目の間を何秒にしよう・・とか設定するんですけど、
  やっぱこう注意して聴いてみると、すごい短い人と長い人といるんです、アーティストによって。」
ク「ふんふん」
堅「で、ボクはわりと長めに設定するのが好きだったんですけど、今回は今迄で一番、実は曲間がそれぞれ全然違うんです。」
ク「スルっと次のにいくのもあったし・・。」
堅「はい。たとえば『fake star』から『UPSET』は一秒なんですよ。」
ク「ふ〜ん」
堅「で、・・・・ま、どうでもいい話かな?フフッこれ(笑)」
ク「いや、でもそうなんだなぁ・・と」
堅「いつも2、3秒で統一してたんですけど、今回たとえば『いつか離れる日がきても』から『写真』までは5秒近くあったりとか。
  こんなにこぅ、曲間もこだわった・・というか、今までとちょっと変えてみたのは初めてで。
  すごくこぅスピード感とか、ストーリーも、曲間も大事だなぁと思い・・はい。」
ク「うん」
堅「ボクはその・・こだわってるので、『あぁ!』と思うんですけど。『あぁよかった。ここ一秒で』みたいな。」
ク「うんうん」
堅「でもみなさん、そこまで感じていただけるかは、ねぇ?、わからないですけど。」
ク「いや、でもね、ちょっとそういう耳でね、また。 アルバムがあさってリリースですから。」
堅「はい。そうですね」
ク「ぜひね」
堅「はい。」
ク「もうみなさん、予約済みっていうことでしたし。」
堅「え??」(会場笑)
ク「え?」
堅「ですよね?」(会場あまり反応がない)
ク「はい」
堅「ですよね??(会場パチパチ)なんかまばらな・・・アレ?」
ク「(笑)なんか合わない」
堅「ちょっと自信なさげなんですけど、拍手が。(笑)」


ク「ちょっと今日はですね、来ていただいてるかたに、平井さんへ質問とかいろいろといただいてるんですけど。」
堅「おう!」
ク「いくつかね、紹介していきたいと思うんですけど。」
堅「はい」
ク「あすかさん、いらっしゃいますか?」
堅「うん」
ク「あすかさ〜ん」
堅「あすかさ〜ん」(いたのかな?)
ク「何人もいらっしゃるかもしれないですね。」
堅「ねぇ。飛鳥涼さんだったらどうしようかと。」(会場笑)
ク「フフフフ(笑)」
堅「ちがいましたね〜」
ク「(笑)はい。『今いちばん気がかりなことはなんですか?』」
堅「気がかり??(笑)」
ク「(笑)マイナスな質問。」
堅「気がかりってヤですね〜」
ク「フフフフ」
堅「気がかりなのは〜、ボクあの〜部屋に、鉢植えがすっごいあるんですね。」
ク「鉢植えね」
堅「木々が。」
ク「えぇ。」
堅「木々だらけなんです。」
ク「うん」
堅「そのなかで、もうすべて愛しているんですけども、一つの鉢だけ、愛せない鉢植えがあって・・。」
(会場爆)
ク「アッハッハ(笑)」
堅「それが気がかり!」
ク「フッフッフ。それわかるなぁ(笑)」
堅「分かるでしょう?(笑)分かりません??」
ク「それどうしたんですか? もらったものですか?」
堅「いただいたものなんですよ。だからね、ちょっとあんまり言えないんですけど」
ク「あぁ。じゃあちょっと気がかりになってる・・、なぜ愛せないんですか?」
堅「あのね〜、ほんとにあの、全部でベランダも含めると、たぶん50種類ぐらいあると思うんですよ。」
ク「そ〜れ〜って・・」(会場ザワザワ)
堅「あ、そんなにないかな? 言い過ぎた。言い過ぎた。(会場笑)ま、20種類はあると思うんですけど」
ク「ちょっとぉ〜ずいぶんちがうじゃない!それって・・(笑)」
堅「(笑)いや、2、30はあるんですけど、その残りの29は好きなんですけど、
  その一個だけは、・・・あのねぇ・・・あつかましいんですよね!」(会場爆)
ク「風貌が?」
堅「すごい欲しがりや。あのね、水を毎日欲しがるんですよ。」
ク「はい」
堅「毎日毎日水をドビャ〜ってやるとウワァ〜って元気になるんですけど、一日あげないだけで、ベチャ〜ってなるんです。」
ク「フッフッフッフ」
堅「腹立ってきて〜。」
ク「(笑)そんなにならなくても・・」
堅「しかもちょっとなんかね、性格悪そうなんですよね、そいつが」
ク「あぁ〜本気で嫌いそうですね(笑)愛してあげてくださいよ」
堅「ちょっと、彼か彼女かわからないですけど、気がかりですね」
ク「あぁ、気がかり(笑)」


♪『Twenty!Twenty!Twenty!』

ク「あの、J-Waveもね、今年20周年ということで、10月から20周年なんですけど、
  平井堅さんは『Twenty!Twenty!Twenty!』という曲を、・・・」
堅「名曲です。」
ク「ありがとうございました。」
堅「いやぁ・・」
ク「もうPOPにも程があるぐらい・・」
堅「フッフッフ(笑)そうですね」
ク「ありがとうございます。」
堅「いやいや作ったのはもうボクじゃなく・・、KAN大先生なので」
ク「KANさんね、いいですよねぇ」
堅「はい」
ク「じつはですね、今日、KANさんがいらしてる・・」
堅「あら??」(会場えぇ〜?の声)
ク「そうなんですよ。じゃあおよびしたいと思いますので。ご登場していただきたいと思います。」
堅「はい」
ク「KANさんです!!」


   KANさん登場 (会場拍手) <ここから3人でトーク>



ク「改めましてKANさんです。よろしくお願いします。」
K「みなさん こんばんは! 失礼します」
ク「いやぁ〜〜」
堅「ありがとうございます。」
ク「よろしくお願いします。今日は誰にも知らせてなかったので」

ク「今回はあの『Twenty!Twenty!Twenty!』、ありがとうございます。」
K「はい」
ク「平井さんと共作ということでね?」
堅「いやぁもう楽しかったです。」
K「あの、どうですか?(会場拍手)どうですか?って『ウ〜ン』っていうわけにもいかないでしょうけども、ねぇ(笑)」
堅「すばらしいです。」
ク「これは平井さんがアプローチしてとか、その辺はどういういきさつなんですか?」
堅「もう、アプローチ・・ですね?テンプテーションですね?」
ク「はい(笑)」
堅「(笑)アプローチ・・・して、まぁ以前からお会いはしていたんですけども、正式にアプローチ、
  テンプテーションして、承諾してくださって」
K「もう喜んで」
堅「そうなんですよ」
K「それは10月の終わり位ですね」
堅「そうですね。KANさんのすごい大変なスケジュールな最中、作ってくださいまして」
ク「KANさんの魅力って、どういうところに・・」
K「そうですね。僕の魅力はですね、やはり・・・(笑)」(会場笑)
堅「(笑)あの〜昨日のライブではビジュアルだと。昨日KANさんのライブに行ってきたんですけど」
ク「平井さん行かれたってねぇ」
K「見にきてくれてね。もうね、2階の奥のほうに座ってるんだけど、すんごい目立つんだよね。」
ク「アッハッハッハ(笑)」
堅「そんなことないですよ」
K「ステージからすぐわかるんだもん、だって(笑)」
堅「ほんとですか?」
K「うん」
堅「へ〜 そうですか」
ク「すごい変装してたんですか? そんなことない?」
K「あんまりノってなかったけどね」(会場爆)
堅「(笑)いやいやいや、ノってましたよ!!ノってました!」
ク「フッフッフ」
堅「(笑)ノってなかったって。めちゃくちゃ歌ってましたよ、マスクの中で。」
K「あ、マスクの中で」
堅「マスクの中で、『あのね〜♪』って言ってました。『んとね〜♪』って!」
ク「ふんふん」
堅「マスクしてたんでね、ノリがね、ずっと歌ってたんですけども。横揺れで」
ク「うんうん」

ク「今回共作されて、KANさんは平井さんとおやりになっていかがでしたか?」
K「やっぱ歌入れが僕は楽しかったですね。人の歌入れやるの勿論初めてですし」
堅「あ〜そうなんですか」
K「うん。だって、そういういわゆる楽曲提供はあるけど、その最後までやったのは初めてなので」
堅「今回すべて、ご一緒させてもらってね。KANさん的にも初めて・・」
ク「それはよかったですねぇ、やっぱり・・・」
K「歌のディレクションするわけですよ。」
ク「KANさんが?」
K「そう」
ク「え〜?どういう?」
堅「すごい厳しいんですよ」
ク「そういう・・・?」
K「『語尾がう〜〜んちょっと、フラット・・したかな?もう一回!』とかね」
堅「そうですね」
K「『いいんだけど、もう一回!』とかね」
堅「そうですね。そうそうそう。で、ボクがもう『はいはいはい』ってこう」
ク「へぇ〜〜」
堅「わりとそういうこと言われるのが好きなもんですから」
ク「フッフッフ」
K「いや、でもね、言えば言うほど、どんどんどんどんよくなるんです」
ク「ふ〜ん」
堅「もぅ〜伸びる子なんですね(笑)」(会場笑)
ク「伸びる子(笑)」
K「ほんとに」
堅「いやいやそんなことないです。 楽しかったです」
ク「そうなんですねぇ。でもあんまりそういうふうにKANさんとか他の方にアドバイス・・」
堅「っていうか、意外と、というか歌入れはね、わりとブンなげますね、プロデューサーのかたに」
ク「う〜ん」
堅「おまかせして・・・」
ク「うん」
堅「でもKANさんはその中でも、いろんなスパルタのかたとお仕事をしてきましたが、わりとスパルタ系でしたね。」
K「あ、ほんと?」
堅「はい」
K「あ、そう」
ク「フフフフ」
K「なんでオレ照れてんだろう(笑)」
ク「アッハッハッハ(笑)スパルタってことで」
堅「すごい、しかもやっぱりその、もちろん歌ごころおありな、まぁ他のかたは歌手じゃないじゃないですか、
  プロデューサーのかたとかは」
ク「えぇ」
堅「だからこぅ〜いろいろ言えるけど、歌ってティレクションとか、ニュアンスをこぅ歌で伝えることが難しいけど、
  KANさんはそういうのがね、ちゃんとこうトークバックで歌ってくれるんで」

ク「KANさんは『Twenty!Twenty!Twenty!』書くときは、どういう風にして?
  平井さんだ!ってイメージでお書きになった・・・?」
K「もちろんそうです。はい。」
ク「どういう?」
K「曲はできるんですけど、歌詞はほんとにいつ何ができるのかってわからなくて。
  だからその、最初に依頼をいただいた時も、曲はやります! 2曲やります!でも歌詞はわかんないんです・・って」
ク「うん」
K「・・・っていってたんだけど」
堅「ボクは断固として拒否を。」
K「なんとなくねじ伏せられまして、まぁまぁまぁ、まぁまぁまぁって」
堅「KANさんの詞でないと。『ビキャビキャ』とかね、『ボクの二つのミラーボールがキラキラとまわりだす』とか・・
  そういうね、KANさんからしか出てこないようなワードが」
ク「うんうん」
堅「あふれ出るわけですよね」

ク「KANさん、あの〜3月14日ZeppTokyoでライブがあるということで、ひとまず・・」
K「最終日です」
ク「そうなんですよ」
K「よろしかったらぜひ・・・」
堅「楽しい。もう〜」
K「昨日見に来てくれたんで、14日は来ないと思いますけども」
ク「フフフ」
堅「14日はね、仕事なんですよ」
K「仕事ですよね、そりゃね」
堅「昨日はボクのものまねもしてくださって」
ク「アハハ(笑) それを見たいかたはZeppTokyoのほうへ。次あるかわからないけど」
K「研究しときます。あと数日間で」
ク「ありがとうございます。お見送りの時間です。まずは今日の主役、平井堅さん。」
堅「ありがとうございました」
ク「そして、スペシャルゲスト、お忙しいなか駆けつけてくださいました、KANさん、ありがとうございました。」
K「ありがとうございました」