081001 ZIP FM「MUSIC GOES ON」コメント  投稿者:ふぅ  
  ZIPPIEのみなさん、こんにちは。平井堅です。

ZIP FM 15th ANNIVERSARY PROGRAM『MUSIC GOES ON』、
この時間はワタクシ平井堅が15分間ナビゲートしていきます。


まずはZIP FM開局15周年おめでとうございます。(パチパチパチ)
え〜〜ワタクシはちなみにデビュー14年目ということなので、ほぼ2年先輩?・・そんな感じなんですけども、
ZIP FMでの思い出、多々ありますが、1番印象に残っているのは、たしか2000年。

ちょうどワタクシがチリチリアフロにしている頃にですね、
ZIP FMのちっちゃなラウンジにギューギュー詰めにお客様、リスナーの方をご招待して、アコースティックライブをして。
たしかエリックべネイの「Spiritual Thang」なんかをギター一本で歌ったのを覚えています。

もうほんとにすぐそこにお客様がいらっしゃって、
なんていうかもう・・ステージと客席の段差だったり、境界線っていうのがほぼ無いような状態で、
非常に緊張したのを覚えておりますが、今となっては、いい思い出でございます。


そんなワタクシ平井堅は、15年前は21才でした。若かった〜・・(小ため息)。
え〜〜この頃はちょうど奇しくも現在所属のソニーレコードのオーディションを受けて、なんだか受かり合格して。
大学生だったんですけど、ちょうど就職活動をまわりの友達がしてるときにワタクシはソニーに就職が決まったということで。

デビューに向けて、作詞作曲なんてこと全く出来なかったもんですから、
イチからですね、鼻歌で曲を作り始めた頃が21歳でした。
なので、この15年間というのはほんとに音楽三昧な15年で、
その15年前を思い出すと、ちょっとこぅ甘酸っぱいというか、せつない気持ちになりますね。

ほんとにこぅ初心というか、あの頃の情熱を絶やさぬように、今後も頑張っていきたいなと思うわけでございます。


ではここで、この15年間でワタクシが最も印象に残っている曲・・これ自他ともにどっちでもよいということなんですけども、
いろいろ悩んだんですけどもあまりにもザックリ大枠なものですから、
悩んだんですが、なんとなくポッと浮かんだのが、スピッツの「ロビンソン」。
のちほどちょっと理由なんかもお話しようと思いますが、まずは聴いていただきたいなと思います。


♪スピッツ「ロビンソン」


スピッツで「ロビンソン」聴いていただきました。懐かしいですね。
もうみなさん、もちろん御存知な名曲だと思います。この曲は95年にリリースされた楽曲で、
もちろんスピッツは大好きなんですけども、スピッツの中でもやはり印象に残ってまして。

というのも、ボクが95年デビューで、ちょうどそのデビューの頃に、まぁボクはパッとしなかったんですけども、
スピッツとかウルフルズとかシャランQとかがダーンダーンダーンってすごい頃で。
スピッツはもぅブレイク前からすごい好きだったんですけども、なんかこぅひょんなことから、
ヴォーカルのマサムネさんとお会いすることになって、ボクが初めて見たスターが草野マサムネ氏だったわけです。

で、ものすごく興奮して、しかもなんか人の家かなんかでお会いして。
そん時なんかやっぱり忙しいみたいで、途中でいらっしゃって、もうじきマサムネさんがくるということで、
ボクはもう緊張のあまり酒で緊張をまぎらわそうとビールを飲みまくって。
したらなんか、ふつ〜〜にフラフラっといらっしゃって。

他の方々は芸能人の方じゃなかったんですけど、1番物静かというか、1番こぅエゴがないような。
こんな芸能人いるんだという・・まぁ初めてみた芸能人だったんですけども、すごくフランクに話してくださって。
そっから一緒にカラオケに行ったり、いまだにあの〜カラオケに行ったり、飲みに行ったり・・たまにさせていただいたり。

そして当時はボクのライブにチケットをご自分で購入なさって、後のほうで見てくださったりしていて。
なんていうか、非常にありがたいなと、印象がありまして、思わず「ロビンソン」、
もちろん楽曲も大好きでワタクシもKen’s Barというライブでカバーしたことがありますけれども。

なんかその・・マサムネさんのホワ〜ンとした人柄と、
なのにちょっとねじれた歌詞だったり楽曲だったりとかっていうのが、お会いしてますますファンになりまして。
そんなこともあって「ロビンソン」・・・いい歌ですね!何回聴いても・・・ピックアップいたしました。


そんなワタクシ平井堅は、現在はわりとダラダラ生きてるんですけども。
まぁレコーディングをしたり、曲を書いたりという、わりと水面下な、あまり活動が見えないような。
表だって見えない、そんなまぁ日向か影かといえば影のような、そんな動きをしております。

でもね、ま、行く行くは皆さまに聴いていただけると思いますので、気を長くして待っていただければなと思います。


そして“尺に余裕があれば15年後の自分”ということなんですけども、
え〜〜36+15・・51ということで、ね、・・もう気が遠くなりますが。

でもまぁマドンナも50才ですから、ボクもね、51才になった時には、
レオタードを着て開脚できるような、そんなアーティストになっていたいなぁと思います。


ZIP FM 15th ANNIVERSARY PROGRAM『MUSIC GOES ON』、この時間はワタクシ平井堅がお届けしました。

そして最後にワタクシ平井堅の楽曲なんですけども、
最新シングルとなっております「いつか離れる日が来ても」という楽曲をお聴きください。

それではまたどこかで。バイバイしょーみつこ♪



♪「いつか離れる日が来ても」