2016.7.29(金)FM COCOLO「THE MAGNIFICENT FRIDAY」 投稿者:きゅーちゃん

  魔法って言っていいかな?が流れてる間、DJの加美さんとディレクターの二人にアルバムの褒め殺しに遭ったと。
誰も褒めてくれないので嬉しいです。作ってよかったです。
加美さん:大袈裟なことは何もできないけど〜って歌詞は出てこないな。
     アルバムの1曲1曲を噛みしめて聴いてみたと思ったと。

お祭りをテーマで番組してるので、思い出のお祭りは?
愛の流刑地っていう映画の主題歌を書いた時に、映画が富山のおわらの風の盆をテーマにしていて、一度見に行ったら、お祭りなのに無音で、足音もたてずに、ゆったり朝まで踊るんですけど、感動して。
まつりっていうテーマの歌も聴いてみたい。
サブちゃんと違うまつりをね。心のまつりを描いてみたい。

アルバムの話で最初から褒めてくれてました。
加美:最初の「Plus One」のハイトーンボイスの声から入って、やっぱり平井堅は声やな!と思ったと。
そして、「魔法って言っていいかな?」のアコギの音がフューチャーされた柔らかい優しい歌で、そして「告白」に入っていく。
堅:スタッフみたい。
加美:1曲1曲シングルが並んでいても、アルバムの中に入ってくると全然違う感覚で聴ける
堅:そうですね。それぞれの主人公の心模様がはらはらと変わっていく様を聴いてほしいな。
加美:4曲目で「かわいいの妖怪」でしょ。おかしなね。プリンスのイメージとか思わせるような
フェンダーローズが利いていて。
堅:嬉しい!歌詞ちょっと変な人ですけどね。
加美:次が「桔梗が丘」ですよ。配信しかリリースされなかったね。特急で名張は停まるけど桔梗が丘停まれへん。
堅:僕の母が住んでるね。
加美:大切にされてる桔梗が丘
あと、富田恵一さんとされた楽曲だったり、全部やっちゃってる感じ。
平井さんが面白いと思ったり、周りがこれやったらいいと思う曲を全部やってる感じ
堅:ほんとに全部やっちゃった感じですね。
曲が自作のものが多かったので、サウンドプロデューサーをテイストごとに色んな人にアタックしてオファーしてやってもらおうと思って、それぞれの方に曲を壊す勢いで思い切ってやってくださいってオファーして、富田さんもほんとに楽しかったし、それぞれの人が楽しんで音づくりしてくださったので、初めての人って気も遣うし疲れるんですけど、特に大御所さんとか
今回勇気振り絞って何度も電話でお話したりして、ここをこうして下さいとか、前まで言うの怖くって丸投げしてたんですけど、結構膝つき合わせて話し合って、その甲斐あって素晴らしく仕上げて下さって大満足してます。
加美:そのあと「驚異の凡才」なんていうのは、(3名揚げて)ぐちゃぐちゃにしているオルタラ感バンバンのね、
堅:僕ミーハーなんですね。はっきり言って。
長岡君とか瀧くんとか浜くんとかピエール君とか、テレビで拝見していていいなとかかっこいいなとか、この人とやりたいと言う人をどんどん呼んで叶ったという、ドリームのようなプレイのような、楽しいレコーディングでした。長嶋さんみたいになっちゃったけど。
皆さん、技量もそうだけど、パッションもすごいあって、その曲の中で最大限に暴れてくださるのですごい面白かったです。
加美:それぞれに聴いてきた音楽や影響を受けた音楽が違ったり
堅:全然違います
加美:それをアルバムの中にみんな持ってきてるような
堅:そうです。長岡さんとか、全然曲の好みも聴いてきた音楽も全然違うけどそれを楽しもうって彼も思って下さっただろうし、とても楽しかったです。
加美:後半の気持ちよかったこと。
堅:僕も結構好きです。13・14曲目あたり
加美:一日の流れを見たような。一番最後の曲行っちゃっていいですか?
堅:もちろん。

♪それでいいな

堅:二人がかりで僕を泣かしにかかってるという
加美:シングルがたくさんあったけど、それぞれがちゃんと意味があって、アルバムのパッケージとしてそれぞれの曲たちが非常に魅力的に踊ってるという感じがしました。
曲間の工夫があったり、余韻の曲があったり、パンと次の曲に移る曲があったり
堅:ここをこだわりたいっていうのを全部当てて下さるので、気持ちいいですね。スイートスポットを当てて下さって。
加美:ブックレットがあって、ジャケットが松島さんが描かれていてすばらしい
堅:これはだいぶ前から絵を描いてもらおうと決めていて、半年前から画材も家に運んでもらって、何度も来てもらって、描いては塗りつぶりを重ねて、絵のモデルをやったのは初めてでずっとじっとしとかないといけないし大変でしたけど、いい経験でした。
途中経過を見ていて、自分の顔ってこんなんなんだ
酔ったりすると全然見方が変わって面白いなと思って。

加美:素敵な写真がね。
堅:綺麗に撮れてるものじゃなく、敢えて素の繕ってない自分を撮って頂こうと、絵も写真もリアりティを追及して撮ってもらった。
聴きながらブックレットを見ながら聴いてもらえたら嬉しい

加美:こんな素敵なアルバムをリリースされて、僕たち待ってるのは、これをライブでどう表現されるかっていうことなんですけども
堅:どうしましょ?まだ決まってないんですけども
加美・やりましょうよ!
堅:や・やりますよ。なんかね言いづらいっていうかね。や・や・やると思います。よ。やりますよ。
加美:やりましょね!
堅:は・はい
加美:皆さん多分待っておられるんでね。
堅:いや〜それはもうね、コンサートっていうことでまた新しい表現方法があるだろうし、それはやりたいなと思ってますけども。

加美:他に表現方法もあるんだろうけどもリリースも含めて
堅:このアルバムも僕自身ベストを尽くせたけど、もっともっともっともっとっていう、まだまだという気持ち、そういう気持ちが続くことがやりがいあることなので、自分でもわからない引き出し未来があるといいなと表現する上でそれを模索していきたいなと思っています。

加美:ほんと楽しみで、今回のアルバムで僕たちは色々イマジネーション想像を広げることができて、それを更に期待へつながっていくという素敵な作品、僕たちにとってもいい経験、ひとつの音楽に触れる経験というか大変貴重だったなと思うので、大切に引き続き聴きますし皆さんも聴いて頂きたいと思います。で、ライブもあるでしょう!
その時には皆で盛り上がりましょう!
堅:今日は気持ちよくて、これから夏本番でお体にきをつけて。