2016.8.13(土)ZIP-FM【SATURDAY NIGHT SPECIAL】 平井堅 〜ON THE RADIO投稿者:きゅーちゃん |
レイナさんが初めて堅ちゃんの歌を聴いたのが9歳で「KISS OF LIFE」 一番印象に残ってるのが「KISS OF LIFE」 アップテンポの流行った曲だから、小学生にも届いたかもね。 1年くらい前まではスローな曲が多かったので。 子供ながらに、こんないい声の人が人類の中にいるんだと思って。 今嘘ついたでしょ?嘘ついてないです! ほんとですか?小学生に届くとは思えないので。おませさんですね。 小学生で平井堅を認識するって凄いなと思って。 そういう意味では背伸びした部分があったかも。 去年デビュー20周年を迎えられたということで、私が4歳の時。 いいよね〜。人生これから色々ね〜。羨ましいです。 堅さんがデビューした時に生まれた子が成人して立派な大人になっているという。 長い月日が流れた。 自分ではぼんやりしているうちに経っちゃってあっという間に死んじゃうんじゃないかっていうくらい。 ほんとに早いですから。年取れば取るほど一年が。あっという間ですから。 20歳過ぎるとどんどん加速していきますから。 20年前と変化したことは? 良くも悪くもジタバタしてるっていうか、デビューした23の頃は20年後はもっと余裕しゃくしゃくでブランデーをくゆらしながら若手を見ながら頑張ってるなみたいな、ベテランみたいな感じになってるかな?と思ってたら、未だにこんなにジタバタやってるとは思ってもみなかったですね。 むしろデビュー当時よりも今の方がヒリヒリしてやっているし、危機感持ってやってるし、崖っぷちって感じです。あの頃の方が気楽。 今は怖いものだらけ。 当時は毎日楽しい無邪気だった。 20年間続けて来て辞めたいなと思ったことは? 毎日思ってるっていうかしょっちゅうですね。 よく怒られるんですけど、すぐじゃ、辞めますって切れて言うみたいな。 それくらい、真剣にやってるってことなんですけどね。惰性でやりたくないっていうか。だったらやれよって感じなんですけど。 おっきく辞めたいと思ったことは1,2回ありますが、ちっちゃく辞めたいと思ったのは毎日。一日一回はありますね。くっそ!あの野郎が!って。思うけど、大きくは1,2回ですね。 レイナ:大きく1,2回辞めたいなとか、ちいちゃく毎日辞めたいなと思いながらも20年やってきたっていうことは、それだけ強い想いがあるのかな? 堅:平たく言うと命がけですね。人生っていうか命かかってるから、当たり前ですけど自分の肉体が商品になってるから、もちろんプライベートもあるし、仕事とプライベートっていうのもあるけど、息して日々全部やってることが歌につながるから、そういう意味ではイコールになっちゃうんですね。人生と歌が。なので必死です。 トランプの裏に番号が書かれていて、ひいたトランプの番号によって聞くお話が決まる 「もしも永田レイナと三重デートをするならどんなところに連れて行ってくれますか?」 レイナさんは埼玉出身です。 故郷名張市に赤目四十八滝っていう、滝が48個ある名勝があるんですね。 すぐ近所なんですけど。 「赤目四十八滝心中」っていう寺島しのぶさんの映画が公開されたり賞を取られたりしてにわかに来てるんですよ。今ちょっと盛ったけど、48個滝があるんですよ。すごくね? 正直ま、おしっこみたいなのも一個に入れるんですけど、その48個の滝を巡って行くんですね。 滝があるから夏とか涼しいし、マイナスイオン出まくりですし、って僕行ったことないんですけど。 いやいや、ちっちゃい頃あるのかな?記憶にないんだけどね。 (会報に、赤目四十八滝に行ってる写真ありましたよね) 隣町なんですよ。一緒に体験しましょう! 「男性目線の歌詞、女性目線の歌詞がアルバムに収録されていますが、堅さんご自身はどちら目線の方が書きやすかったりいますか?」 これは女性目線の方が書きやすいですね。 女性目線だと女性言葉になるから、普段使わない言葉とかを簡単に使えるんですよね。 「汚して」とか「ひざまずいた高さであなたを愛したい」とか「あなたという雨に濡れていたい」とか男性目線だと歌えないから、そういう世界を簡単に歌えるので面白いですね。 フォークソングとかも、松山千春さんとか長渕剛さんだとか拓郎さんだとか、女性言葉で歌うのは、きっと気持ちいいんだと思いますね。男って女々しいからそれを堂々と言えちゃうから。 逆に女性が男性言葉で歌うのもそうかもしれないですけど。 レイナ:役者さんが色んな役で違う自分になれるのと一緒で そうかもしれないですね。 何か演じわけできる レイナ:最初から男性目線で書く、女性目線で書くって決めてから入るんですか? 詩先が多いから、 「ソレデモシタイ」なんかは、女性友達が経験したことのないような言葉がいっぱい出てくるから許可得てその言葉を書いて歌にしていい?って聞いたらいいよって言うから 意図してが多いかな? 「グロテスク」を聞いた時に安室ちゃんがこういう歌詞を歌うんだって新鮮だったし、よくやってくれた堅さんって感じがあったんですが実際どうでした? ちょっとプロデューサーっぽい気持ちでこういう歌を歌わせたら面白いかな?っていう感じで書いたので、同姓に嫉妬したり黒いブラック安室ちゃんも面白いかな?と思って、「笑い方が死ぬほど嫌い」とか書いたら、とても喜んでくださって、事務所NGとかメーカーNGとか来るかな?と思ったら楽しかったですね。 堅さん、SかMかって言ったらSなのかな?と思った。 堂々とMだって言ってるんですけど、最近Sっぽいなとも思いますね。 いたぶられたりするのも好きで、プレイとかじゃなくて、強い物言いで糾弾されたりするのすごく好きです。 レイナ:強く言われたら切れそうなイメージがあるんですけど。 え?俺そんな嫌なやつに見える? レイナ:じゃあいいよそれじゃやめるよ。みたいな 切れないですよ。自分が意図してないのに、年取ってくると周りの方が多くなってくるんですけどそれがすごい嫌で そんなときにたまに飛び越えてくれる人がいるんですよね。 若くてもそれ違うんじゃない?とか 今回のよくないよね。とかそういう歯に絹着せぬことを言ってくれると、自分も心を開くというか。うれしいじゃん、勇気もいるだろうし。 悪いこと言ってくれる人ってすごい貴重ですよね。 レイナ:それって堅さんが器が大きいって話だと思う 上辺でヨイショする人とかもね レイナ:上辺でもよいしょされたいベテランの人っていっぱいいるんじゃないかって そんな大人にはなりたくないですね。 堅ちゃんからの質問 「僕平井堅の歌を歌うならどんな曲を歌ってみたいですか?」 先週「グロテスク」歌いましたよ。 それ一人で? レイナ:一人で。 せっかくだから誰かと対面して歌えばいいのに。 一人で行ったので。 ヒトカラやる子だ〜。 レイナ:ヒトカラ今年デビューしまして、一人でどうしても歌いたくて。1曲目でした。 ヒトカラって面白いの? 普通のBOXに行って。 友達いないの? レイナ:いないです。名古屋来て4ヶ月 適当な男呼び出せばいいじゃん。 レイナ:適当な男まだ名古屋にいないんで。 堅:最悪だな〜。全部オンエアしてますよ。 「CDショップで買うかとうしようか悩んでいるときにCD買ってと声をかけているのは本当ですか?」 本当です。 リリース日に必ず自分のCDを買うので、試聴機があれば聴いてくれてる人にトントンて肩たたいて買ってというと9割ぐらい買ってくれる でも買わない人もいるよね。 恥ずかしいけど勇気出してやってます。 「アルバム5年ぶりですが、このタイミングで出そうってなった理由はあるんでしょうね?」 見計らっていて、クラウチングスタートの状態で、いい波作れてそのときによしって出したくて。 「Plus One」と「魔法って言っていいかな?」を出そうとなったときに、よし!って自分で思って、出すって。残りの曲も全部書くってなってリリースしたんですね。 5年間シングルを結構出したので、既存の曲が多くなってしまって、新録曲が3,4曲だったので心苦しかったですけど、18曲とか19曲とかいっぱいあるのもあまり好きじゃなくて、今回自分のペース14曲ですが 「ライブのときに必ず行うという儀式を7つ教えてください」 ストレッチ、発声、うがい、ウォーキング、ウォーキングは客席のところをず〜っと回って歩くんですけど。 あとリハーサル、ケータリングの飯を食う。 後は本番前直前に精神統一させるために決まった音楽を聴く。ノラジョーンズの「"One Flight Down」を必ず聴いてちょと落ち着けて出る。 ほんとにルーティーン、五郎丸的な。長くやってるとルーティーン化しますね。 1個でもなくなると不安になっちゃって。 「脅威の凡才」の話とか聴きたくて。 私バンドがすごく好きなんですよ。まさにムネアツなチームなんですよ。 これは堅さんからオファーを? 平たく言うとミーハーなんですね。詳しいわけじゃないけど僕もロック好きで、若い勢いのあるバンドも好きで、浜君はずいぶん前から存じ上げてますけど、浜君とか瀧君はテレビ番組等々で見て、ああいいな〜って。爪あと残そうとしている感じが。 上手いのは知ってるけど、細かい音楽的なことはわからないけど、画面からあふれ出るものがあって、名指しで。ヘッドアレンジがディレクターさんからきて、若い勢いのあるプレーヤーさんにやってほしいんだよねっていうことでお名前を挙げたらみなさんOKが来て、来てくださってすごい楽しかったですね。 レイナ:お話とかされたんですか? ミーハーなんで、全然しゃべれなくて、兄貴気質ゼロなんですよ。 今日ありがとね。飲みに行こうかみたいな兄貴風吹かしたいんだけど、浜君とか生まれたときから知ってるから、こんな大きくなってみたいな。ミーハーだからずっと横目で見てました。 機械の裏でずっと見てたりとか。 田中直君に、もうぐちゃぐちゃに暴れてくださいって言ってもらって。 写真だけ最後一緒に撮って。 この先5年10年20年どんなシンガーになっていきたいとかありますか? 20年後って64歳なんですよ。生きてていたい これから対峙していかないといけないことがたくさんあると思うんですよ。 老いとの戦いもありますし、今のキーがでてるかどうかもわからないし、そういう不安はありますが、とにかく、健康で穏やかな人生で、自分で自分の音楽にちゃんとドキドキできてればいいなと思って、できなくなったらやめると思います。 聴いてもらうお客さんがすべてなんだけど、自分の歌に興味がなくなっちゃったらだめだと思うので、まだ自分の可能性に伸び代があると思ってやり続けたらなと思います。 今定番となったKen’s Barとかありますけども、今後チャレンジしたいこととかありますか? 数限りなくありますけど、コラボレーションとかしたいですね。 海外ってものすごくコラボ多いじゃないですか 日本ってレコード会社の問題なのか事務所の問題なのか、なかなか難しいみたいですけど、楽しいコラボレーションとかしてみたいですね。 誰とコラボしてみたいですか? 国内だと角が立つので言えないけど。海外の人ともコラボできたら。 いつかジャズのアルバムも出したいなと思っています。 まあがんばらないとね。 スキル上げないとね。 |